【韓国語能力試験】作文(スギ)の基本事項【基本からテクニックまで紹介】

【韓国語能力試験】作文(スギ)の基本事項【基本からテクニックまで紹介】 韓国語能力試験

こんにちは、nobuです。

どんな試験問題にも、その試験に独特なルールがあるかと思います。

韓国語能力試験もまた同様です。

特に作文(スギ)には守らなければならないルールがいくつか存在します。

まぁ、ルールを作らないと膨大な量の添削は難しいですもんね。

試験官の立場に立って考えてみてください。ルールを守っていないような採点のめんどっちい答案用紙は速攻減点です笑

なので、今回は韓国語能力試験の作文対策をしている方、また対策を始めようかなと思われている方に向けて、作文をする時に必要な基本事項を書いていこうと思います。

また、あまり知られていないテクニック(?)的なやつも少し紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

韓国語能力試験、作文問題の基本事項(ルール)

韓国語能力試験、作文問題の基本事項(ルール)

ここでは、TOPIKⅡ 쓰기 답안 작성 방법という公式的な文書にも書いてあるような、基本的な事項を紹介していきます。

作文には、穴埋め問題の51、52番と、グラフを読んで情報を200〜300字でまとめる53番と、テーマに対して600〜700字の作文をする54番の、合計4問があります。

それぞれのルールについてみていきましょう。

【穴埋め問題】51、52番

まずは穴埋め問題からです。

文法のレベルをしっかり考えて穴埋めする

穴埋めする時に、あまりにも簡単な表現を使うと減点されます。思いつく限りのレベルの高い表現を書きましょう。

会話体、作文体をしっかり使い分けよう

会話体で書かれた文章の穴埋めは会話体で、作文体で書かれた文章は作文体で書くように注意しましょう。意外と忘れやすいですよ。

【300字作文】53番

次はグラフをみて、200〜300字でまとめる問題です。

グラフに書いてある情報は全て取り入れないと減点

グラフに書いてある事項は全て網羅していないといけません。

一部だけ書いたら減点です。

なので、普通にやれば書くスペースがギリギリになるくらいになります。

感想を書いてはいけない

実は公式の文章には恐ろしいことが書かれています。

관련이 없는 내용을 포함한 경우 감점이 되며 전혀 관련이 없는 내용을 쓴 경우는 0점 처리됩니다.

쓰기 답안 작성 방법

「関連の無い内容を含む場合は減点、全く関係の無い文を書いた場合は0点の処理をいたします」とのことです。

まぁ、実際に0点になるのは相当関係の無いことを書いた場合なんでしょうが、どちらにせよ自分の感想などは書かない方がいいです。

形容詞を使う時は「嬉しい」「楽しい」「すごい」などの言葉を使わずに、客観的な「低い」「高い」「上がった」「下がった」などの表現を使いましょう。

初級レベルで完璧な表現<少しミスってる中級、高級レベルの表現

これも公式の文書に書いてあることなのですが、「初級レベルで完璧な文章を書くより、少しミスがあっても、中級以上のレベルで書いた方が点数あげるよ」と言っています。

なのでスペルミス程度は気にせずに、できるだけ難しそうな表現を使いましょう。

とは言いましたが、別に無理して難しく書く必要はぶっちゃけないです。とにかく文章構造が一番大切なので、難しい表現は必要次第で書いていくだけで大丈夫です。

【700字作文】54番

最後に700字作文について。

600字を超えなくても、高得点は取れる

「700字って多いな」と思われる方も多いと思います。

特に最初に慣れない韓国語で700字作文をしてみると、その難しさがわかります。

ただ、実は高得点(60点〜)をとるにあたって600字を必ずしも超える必要はありません。

僕の友人で600字を超えなかったのに作文で76点とって、6級に合格した人もいます。

しっかりとした文章構造で書かれていれば、しっかりと採点されるので、本番で変に焦らなくても大丈夫かなと思います。

知っておくと便利なコト

知っておくと便利なコト

最後に僕が韓国語語学院にいた時に、先生から教わった便利な記法を紹介していきます。

スペースを表す記法【見直した時に安心】

作文を書き終わって、見直しをする時に、「あ!スペース入れてない!」あるいは「変なところにスペースいれてる。。。」と気づいた時は絶望しますよね。

ネットで文字を打つ場合と違って修正がめんどくさいのです。

そこで便利なのが下の記号です。

「V」マークはスペースを入れることを表し、逆Uマークは繋げることを表せます。

これを知っておけば本番でも焦りませんし、普段は修正液の節約にもなりますね。

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