前回はハングルの学習方法について書きました。
今回は文字を覚えた直後にふさわしい初級文法の学習についての記事を書いていきます。
具体的な学習方法
まずは初級文法をどのように習得するのかについて。
音読をする
やはり多くの語学学習の先輩方が仰っているように、語学上達の鍵は音読にアリ。です。
ではどれくらいやったほうがいいかというと、1つの文章につき50回ほどですね。「多いな」。と感じた方もいらっしゃるかもしれないですが、これは1度にやるのではなく、1日目は25回、翌日は15回、1週間後は10回という風に分割してやるわけです。
要するに、大切なのは復習です。
このようなやり方をすると、2周目とか言って前からまた学習する必要なく内容を吸収していけるのでしっかりと積み重なっている実感が持てます。
単語を覚える
初級の段階で単語帳を新たに買う必要はありません。買った参考書の中にあるものを覚えていきます。僕は単語ノートを別に作って出てきたものを覚えていきました。
単語を覚えるときにも復習のサイクルが重要です。一度だけで覚えようとはせずに何度も繰り返すシステムに慣れるといいです。
初級文法の参考書の選び方
まずは初級文法書を選ぶ基準について書いていきます。参考書は数多くあるので、フィルターをかけて良いものを選別していきましょう。
初級文法書を選ぶ基準
音声がついている
これはいうまでもないことだと思います。音声ついてない文法書みたいなのに手を出さないことです。。。
短いダイアローグがついている
音声はついていても、短い分が連続した参考書があります。問題を解かせる形式ですね。
賛否両論あると思いますが、僕は短いダイアローグをひたすら音読して学ぶのが良いと思います。なぜなら韓国語の初級の段階はほぼ日本語の文法と同じなので、わざわざ問題を解かなくても理解できるからです。音読して体に馴染ませたほうが効率いいです。
振り仮名が振ってある
韓国語には発音変化というものがあります。例えば、대통령はそのまま読むと(テトンリョン)ですが、実際は(テトンニョン)と発音します。
初級者には大変なのですが、このような発音変化があるので、初めの1冊だけは振り仮名がしっかり振ってあるものを選んだほうが無難でしょう。
振り仮名は最初はダサく見えますが、発音変化を学ぶ前はとてもありがたいです。
お勧めの参考書
これは僕が使った参考書です。上の基準を満たしていてお勧めです。
進める上でのコツは、音読する文に集中することです。文法の解説は読みつつも、音読する文が理解できれば良い。と、割り切って読むといいでしょう。
でないと、「この文法と、この文法同じ意味だけど、使い分けはどうするのかな。」とか疑問が止まらなくなります。調べて解決すれば良いのですが、解決しない場合はストレスになることもあるでしょう。
場数を踏まないと理解できないところもあります。それを理解し上で、完璧を目指さずに長い目で勉強するとうまくいきます。
初級文法の参考書が終わった後の学習
ハングルを学び、初級文法にある程度慣れてきたら、次は本格的に基礎を学んでいきましょう。基礎は以下の3つのステップで学ぶといいでしょう。実際僕がやったやり方ですが、今振り返っても、無理のない方法だったと思います。
- 発音変化を学ぶ
- 中級単語を覚える
- 教科書を音読しまくる
今回の記事はここまでです。次回は「発音変化の勉強法」についてです。
最後まで読んでくださりありがとうございました(^^)