今日学ぶのは으不規則変化です。その性質から으脱落とも呼ばれますね。ではさっそくみていきましょう。
으不規則ってなに?
으(ウ)不規則とは、『예쁘다(きれいだ)』、『쓰다(書く)』、『바쁘다(忙しい)』のように、語幹が『ㅡ』で終わる単語を活用する時に、通常とは違う変な活用をすることです。
ちなみに、語幹とは『다』以外の場所のことです。上の例だと、『예쁘』、『쓰』、『바쁘』が語幹になります。
으不規則変化はいつおこるのか?
先ほど通常とは違う変化をすると言いましたが、通常の変化なんていろいろありますよね。『습니다』がつく場合とか、『아/어』に繋がる場合とか、『ㄹ(リウル)』がつく場合とか。
으不規則変化は、『아/어』とつながる時に起こる変化です。他はそのままの活用でおっけーです。
『아/어』と繋がる場合とは、例えば『먹다(食べる)』を使って『食べます』と言いたい時は『먹다』の語幹『먹』に陰母音があるので『먹어요』になりますよね。このように語幹が陰母音か陽母音かをみて『아/어』をつける時のことを指してます。
으不規則変化のやり方
では으不規則変化のやり方を説明していきましょう。
ここでは現在形を使うことにします。
以下の3段階で変化します。
一つ一つ説明していきます。
3文字以上の場合
『예쁘다(きれいだ)』を使を使って『きれいです』と表現してみましょう。
まずは『ㅡ』を消します。
次に文字数をみます。『예쁘다』、3文字ですね。
3文字以上の場合はケツから3番目の文字が陽母音を含むか、陰母音を含むかみて『ㅏ요』または『ㅓ요』をつけます。今回は最後から3番目の『예』が陰母音『ㅖ』を含むので『ㅓ요』をつけます。
これで完成ですね。
もう一度、3文字以上の場合の練習をしましょう。今度は最後から3番目の文字に陽母音がくる時をみます。
例として『바쁘다(いそがしい)』をあげます。
まずは『ㅡ』を撤去しますね。
文字数をみます。『바쁘다』なので3文字です。
3文字以上のときは、ケツから3番目の文字が陽母音を含むか、陰母音を含むかみて『ㅏ요』または『ㅓ요』をつけます。最後から3番目の『바』が陽母音『ㅏ』を含むので『ㅏ요』をつけます。
完成です。3文字以上の場合はこれくらいにしましょう。
2文字の場合
2文字の場合にすすみましょう。例として『쓰다(書く)』を使って『書きます』と表現してみます。
まずは『ㅡ』を取り除きます。
次に文字数を数えます。『쓰다』、2文字です。
2文字の場合は無条件に『ㅓ요』をつけます。
これでおしまいです。
同じ2文字のパターンには『크다(大きい)』があります。『大きいです』と表現したい場合は、『ㅡ』をとって、『ㅋ』。2文字なので『ㅓ요』をそのままつけて『커요』となりますね。
으不規則の練習問題
最後に練習問題をといて慣れていきましょう。
原型 | 았/었 | 아/어 | ㅂ/습니다 | |
1 | 예쁘다 | 예뻤어요 | 예뻐요 | 예쁩니다 |
2 | 크다 | 컸어요 | 커요 | 큽니다 |
3 | 바쁘다 | 바빴어요 | 바빠요 | 바쁩니다 |
4 | 쓰다 | 썼어요 | 써요 | 씁니다 |
今回の記事は以上です!
さいごまで読んでくださりありがとうございました!!