合理的に物事を考えてる人ってどんな思考をしてるんだろう
楽しく生きれる考え方を知りたい
「無敵の思考」はこのように、合理的に楽しく生きていきたい人が読むのにぴったりな本です。
今回は、「無敵の思考」を読んで、僕が得たことを紹介していきたいと思います。
その前に、著者がどんな人なのか簡単に簡単に書いておきますね。
この本の著者は「変わった人」
常識に満ちた日本において、合理的な思考をするのは簡単なことではありません。
にもかかわらず、合理的に物事を判断できる人はきっと、「変わった人」なのでしょう。
著者、西村ひろゆきさんも、そのような「変わった人」です。
日本の中では、比較的に低所得者層の団地に住んでいた彼の周りには、団地の家賃を安くするために離婚届を出したり(実際には一緒に住んでる)、高校まではおこずかいをもらったことがなかったり、平均的な人とは違う人たちがたくさんいたようです。
そんな環境で育ったので、自然と世の中のあたりまえに対して疑問を持つようになったのでしょう。
人とは違う生き方をした結果、大規模匿名掲示板2chを開発したり、ニコニコ動画の管理人になったりと、大きな成功を収めることになりました。
今では、独特の視点と明るい性格で人気になり、コメンテーターとして多くのメディアに出演しています。
「無敵の思考」を読んで得たこと
この本を読んで学んだことの中で、今回は3つ紹介していきたいと思います。
ひとつひとつ見ていきます。
ルールを決めて行動する
考えるのって、結構エネルギーが要りますよね。
多くの人はそれが分かっているはずなのに、そのエネルギーをどうでもいいことを考えることに使いがちです。
例えば、どちらのジュースを買うか、誘いを断るか、断らないかなど。
考えるエネルギーは寝たり、休息したり、糖分をとったりすればある程度回復するらしいですが、基本的には有限です。
なので、重要な選択や、決定に考えるエネルギーを使うために考えるエネルギーは日ごろから節約しなければなりません。
そのための方法の一つとして、ひろゆき氏は、ルールに沿って行動することをすすめています。
例えば、
などがあるようです。
スティーブジョブズが、同じ服を身に着けていたことも同じようなことですね。
ルールに縛られるのが嫌いそうなひろゆき氏ですが、自分で決めたルールはたくさんあるのが少し意外でした。
他人が決めたルールではないだけに、守ったり改善するのに積極的になれるのかもしれません。
仮説を立ててこそ、深い学びを得られる
「仮説を立て、検証することが大切だ。」
これは、ひろゆき氏が何度も何度も口にする言葉の一つであり、彼の大きな趣味の一つのようです。
僕も本当にその通りだなと思いました。
例えば、インプットするときに仮説を立てずにインプットするのと、仮説を立ててからインプットするのでは、吸収率が全然違います。
「第一次世界大戦はハンガリー帝国の皇太子夫妻がセルビア人によって暗殺されたのが原因で起こりました。」
この文章を100回書いても全然学ぶことはありませんが、第一次世界大戦はなぜ起こったかを10分間じっくり考えて、仮説を立ててから結果を見た方が、結果に対する理解度や、もっと深く知りたくなる関心の度合いも全く違ってきますよね。
世の中には今分からなくても、時間がたてば結果が分かることがたくさんあって、その結果から学べるかどうかは、先に調べて自分なりの仮説を出したかによります。
その数が多ければ多いほど、まだ答えがない問題に対する解決力が身につくのでしょう。
自分が寝たいときにねる
僕は朝起きるのが苦手で、高校も毎日遅刻していました。
でも「朝が一番集中できる時間」というのは多くの本を読んだりして聞いていたので、たまにめちゃくちゃ早起きをしたりしていました。もちろん長くは続きません。
逆に朝起きれないときは自分を責めて、「今日は10時に起きたからやる気でないわ。」などと本気で思っていました。無駄に完璧主義だったのですね。
しかし、初めて「自分が寝たいときに寝る」という発想を得て、衝撃を受けました。
朝が一番集中できる時間だとばかり考えていたのですが、別に起きた時が朝だと思えばいいだけですよね。
朝=早朝5時という思考から抜け出せた僕は、好きなだけ寝るようになりました。なので、二度寝、うたたね、このようなことは一切なくなりました。
また、「今は寝なければならないのに寝れない」というストレスからも抜け出せました。
確かに科学はベストを教えてくるけれども、少しはカスタマイズしないと身も心もボロボロになるので注意が必要かもしれませんね。
「無敵の思考」まとめ
いかがだったでしょうか。
この本では、このような人生で得をするための考え方が21個も紹介されています。
今回紹介したのは、その中の一部の一部です。
興味がわいた方は是非読んでみてください。