ㄴ挿入(ㄴ添加)とはどのような発音変化か
ㄴ挿入には二つのパターンがあります。
一つ目のパターン
一つ目は、合成語において二つ目の単語がㅇ(イウン)で始まる時、ㅇの前のパッチムが鼻音化して、ㅇはㄴに変わるパターンです。なお、元々ㅇの前のパッチムが鼻音『ㄴ ㅇ ㄹ ㅁ』の場合は単純にㅇがㄴに変わります。
これだけ見ても謎ですよね。例をあげて具体的にみていきます。
例えば、색연필(色鉛筆)は二つの単語からなっていますよね。색(色)と、 연필(鉛筆)の合成語です。さらに、二つ目の単語、연필は、ㅇ(イウン)から始まっています。なので、二つの条件をクリアして、색연필はㄴ挿入が起こる資格を得ます。資格を得るだけで、半分に一つはㄴ挿入がおきませんが。
上の図のように、一つ目の単語は、鼻音化して、二つ目の単語の連結部分のㅇはㄴに変化します。そして最終的には[생년필](センニョンピル)と発音します。
もう一つ例を上げましょう。今コロナで必須の소독약(消毒薬)もまた、ㄴ挿入が起こる単語の一つです。소독(消毒)+ 약(薬)と分けられ、二つ目の単語がㅇで始まっていますよね。こちらもㄱが鼻音になって、ㅇがㄴに変わり、[소동냑](ソドンニャk)となります。
一つ目のパターンの最後に、もともと一つ目の単語の連結部分のパッチムの場合もみてみます。例えば、여행용(旅行用)は、여행(旅行)+ 용(用)と分けられます。今度は、一つ目の単語の連結部分が元々鼻音の『ㅇ』なので、ここは変わらずに、용の連結部分だけが変わることになります。よって、[여행뇽](ヨヘンニョン)ですね。
二つ目のパターン
二つ目は、合成語において二つ目の単語がㅇ(イウン)で始まり、かつㅇの前のパッチムがㄹの時に、ㅇがㄹに変化するパターンです。
さっそく例をみていきます。
서울역(ソウル駅)は、서울(ソウル)と、역(駅)の合成語です。二つ目の単語、『역』の連結部分がㅇで始まっていて、一つ目の単語『서울』の連結部分がㄹなのでㄴ挿入の二つ目のパターンが起こります。
最終的には、[서울력](ソウルリョk)となります。
なぜㄹ挿入ではなくㄴ挿入なのか
ここは気になる方だけどうぞ。
なぜㄹ挿入ではなくㄴ挿入なのでしょうか。それは僕が流音化する過程を飛ばしたからです。実際には本当にㄴが挿入されます。それが流音化されて、ㄹになるんですね。
問題を解いて確認しましょう
ということで、ㄴ挿入の説明はおしまいとなります。最後に問題をといて慣れていってください。なお、問題の中にはㄴ挿入が起こらない場合も含めています。他の発音変化と違って起こる確率が微妙なやつなので、その都度確認する必要があります。
- [교육녈](キョユンニョル)
- [수항녀행](スハンニョヘン)
- [모교일](モギョイル)
- [지반닐](チバンニル)
- [몬 닐거요](モンニルゴヨ)
- [이료일](イリョイル)
- [그럼뇨](クロムニョ)
- [몬 녀러요](モンニョロヨ)
- [일리삼사](イルリサムサ)
- [꼰닢](コンニp)
次の学習におすすめ
ㄴ挿入は発音変化のなかでも多くの知識を必要とします。この記事を読まれたということは、発音変化についてある程度十分な知識があるのではないでしょうか?全ての発音変化をランダムにして練習問題を作ってみたので、是非知識を試す場として解いてみてください!
今回の記事は以上となります
最後までよんでいただいてありがとうございました^^