【ゆっくり学ぶ韓国語文法】ㅎ不規則について説明します

ㅎ不規則変化とは 韓国語文法
nobuさん
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こんにちは、今日は『ㅎ不規則活用』について説明します。

ㅎ不規則活用

ㅎは『히읗(ヒウッ)』と読みます。以下ㅎだけで統一します。

ㅎ不規則活用とは、『파랗다(青い)』、『그렇다(そうだ)』、『빨갛다(赤い)』などのようにパッチムがㅎの形容詞において、不規則な活用をすることです。ただし、좋다だけは形容詞ですが、正則活用をします。

不規則な活用をする場合は大きく2つあります。一つは、『아/어』と繋がるとき、もう一つは、『으』と繋がるときです。

ㅎ不規則活用するパターン
  • 『아/어』と繋がるとき
  • 『으』と繋がるとき

ひとつひとつ説明していきます。

『아/어』と繋がるとき

まずは、『아/어』と繋がるパターンです。『작다(小さい)』を使って『小さいです』と言いたかったら、『작아요』になりますよね。また、『먹다』を使って『食べます』と表現したかったら『먹어요』となります。『아/어』と繋がる時というのはこのように語幹をみて『아』または『어』をつけることを指しています。

ㅎ不規則活用をする『파랗다』でも法則通りに変形すると、『파랗아요』となりそうですが、実際はそうはならず、『파래요』と変形します。

『파래요』となるには、三段階の過程を踏みます。まず、パッチムのㅎを取り除きます。その次に、法則通り陽母音か陰母音かをみて『아』または『어』をつけます。最後に線を一本足します。

順番に見ていきます。

まず、パッチムのㅎを取って、

ㅎ不規則活用の単語の例

次に、陽母音か陰母音かをみて『아』または『어』をつけます。『파라아요』となりますが、『아』は『라』に吸収されます。

ㅎ不規則活用の単語(파랗다)

最後に線を一本書きます。

ㅎ不規則活用の仕方

これで出来上がりですね。語幹に陰母音が来る場合も見てみましょうか。

例えば、『그렇다(そうだ)』をこの順番で変形してみます。まずは、ㅎを取って、『그러』となり、次に語幹が陰母音なので『그러요』となり、最後に棒を一本足して、『그래요』となります。

正直、棒を足したら、『아』も『어』も同じなんですがね。

さて、次にいきましょう。

『으』と繋がるとき

では二つ目のパターンを説明していきます。この(으)を使う例として、『(으)면(〜だったら)』や、『(으)니까(〜なので)』、『(으)ㄹ 수 있다(〜できる)』、『(으)ㄹ 거예요(〜だと思います)』などがあげられます。

  • (으)면(〜だったら)
  • (으)니까(〜なので)
  • (으)ㄹ 수 있다(〜できる)
  • (으)ㄹ 거예요(〜だと思います)

まずは、一番上の『(으)면(〜だったら)』を使いたいと思います。これは、例えば、『책을 읽으면(本を読んだら、)』『커피를 마시면(コーヒーを飲んだら、)』『 이야기하면(話したら、)』というふうに、パッチムがあれば(으)をつけて、パッチムがなければそのまま(으)をつけます。『(으)면』の基本的な使い方はこんな感じです。

では、ㅎ不規則活用するの『빨갛다(赤い)』の場合はどうなるでしょうか。法則通りに使えばパッチムがあるので、『빨갛으면』となりますが、もちろんそうはなってくれません。じつは『ㅎ』と、『으』が出会うとお互いに姿を消すという性質があります。

ㅎ不規則活用で起こる変化

つまり、先ほどあげた『빨갛으면』から、『ㅎ 』、『으』の二人を消した『빨가면(赤かったら)』が正しい形になります。

2番目の、『(으)니까(〜なので)』も同様にして、『빨갛으니까』から『ㅎ 』、『으』の二人を消して、『빨가니까(赤いので)』となりますね。

次に、3番目の『(으)ㄹ 수 있다』をみてみます。『(으)ㄹ 수 있다』の基本的な使い方を説明すると、これは『먹을 수 있다(食べれます)』、『갈 수 있다(行けます)』、 『읽을 수 있다(読めます)』のように、パッチムがある場合は『을』を、無い場合は『ㄹ』をつけて使います。

ㅎ変則活用の単語で見ていきましょう。今回は『그렇다(そうだ)』を使いましょうか。まずは法則通りに変えて『그렇을 수 있다』となり、ここから『ㅎ 』、『으』の二人を消して、『그럴 수 있다』となります。

4番目の『(으)ㄹ 거예요(〜だと思います)』も同様にして、『그렇을 거예요』から、『ㅎ 』、『으』の二人を消して『그럴 거예요(そうだと思います)』という感じになります。

名詞を修飾する時も同様です。

例えば『大きな家』と表現したい場合は『큰 집』、『小さな家』と表現したい場合は『작은 집』となるように、名詞を修飾するにはパッチムがある場合は『ㄴ』無い場合は『은』をつけますね。

ㅎ変則活用の『노랗다(黄色い)』を使ってみていきます。パッチムがあるので、『노랗은 집』となり、前回と同様にここから『ㅎ 』、『으』の二人を消して、『노란 집(黄色い家)』となり、めでたしめでたしです。

ㅎ不規則活用しない単語にはなにがあるの?

まず前提として、ㅎ不規則活用は形容詞にしか起こりません。なので『놓다(置く)』や『낳다(産む)』などの動詞はそのまま活用します。

また、形容詞の中でも、『좋다(良い)』という形容詞だけはㅎ不規則活用が起こらないことに改めて注意しましょう。

ㅎ不規則活用の練習問題

では、ㅎ不規則活用の練習問題をといていきましょう。

問題

 以下の表を埋めてください。

原型아/어요
1파랗다
2빨갛다
3놓다
原型(으)면(으)ㄹ 수 있다(으)ㄴ(으)니까
1그렇다
2노랗다
3낳다
4좋다
原型아/어요
1파랗다파래요
2빨갛다빨개요
3놓다놓아요
原型(으)면(으)ㄹ 수 있다(으)ㄴ(으)니까
1그렇다그러면그럴 수 있다그런그러니까
2노랗다노라면노랄 수 있다노란노라니까
3낳다낳으면낳을 수 있다낳은낳으니까
4좋다좋으면좋을 수 있다좋은좋으니까

今回の記事は以上となります!

さいごまで読んでくれてありがとうございました!

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