【書評】100万部の名著、「伝え方が9割」まとめ/佐々木圭一

【書評】100万部の名著、「伝え方が9割」まとめ/佐々木圭一 書評

文章を書くのが苦手

言いたいことが全然人に伝わらない

「伝え方が9割」はこのように、文章や普段のコミュニケーションで、「伝え方」に悩んでいる多くの人に刺さる本だと思います。

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伝え方が9割 [ 佐々木圭一 ]
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著者と、本の概要

「伝え方が9割」の概要

この本は伝え方に関する本にも関わらず、著者佐々木圭一さんはもともと伝えるのが大の苦手だったらしいです。

学生時代、人とコミュニケーションを取るのが苦手だったのが原因とのこと。

そんな著者ですが、大量入社後にたまたまコピーライターに配属されます。

文章を書くという苦手な仕事のせいでアゴがなくなるほど太ったらしいです。相当ストレスがたまったんでしょうね。

それでも毎日粘り強く作業をこなしていく中で、だんだんと「良い文章」とは一体どのようなものなのかが分かってきます。

この本は、そんな佐々木さんが何千回と試行錯誤して得た伝え方のテクニックが凝縮されているのです。

「伝え方が9割」は驚くほどシンプルな本だった。

「伝え方が9割」は驚くほどシンプルな本だった。

「伝え方が9割」って100万部も売れてる有名な本なので、僕も名前だけは知っていました。

でも学生の僕にとって伝える場って社会人ほど多くないんです。なので自分には関係のない本だと思ってました。

しかし、ブログを始めてみて「文章書くのって思ったより100倍むずい」「どうしたら人に伝わるんだろう」と、伝え方について真剣に考えるようになりました。伝え方の必要性に迫られたのですね。

伝え方を学ぶために本屋に行ったところ、その手の本はアリの大群のようにありましたね。

とりあえず、有名な本から読もうと思って有名な本書を手にしてみました。

そしたらびっくり、20分で読み終えてしまいました。(買わなくてごめんなさい笑)

それくらいシンプルな本なのです。

この本には2つの主張があるなと感じました。

  • 伝える力は鍛えられる
  • 伝えるテクニック

伝える力は鍛えられる

もともと伝えるのが苦手だった著者は伝える力が才能だと思っていたらしいです。しかし、試行錯誤して、良い伝え方のパターンを知ったので、「伝え方は鍛えられる」という悟りを得たようですね。

伝えるテクニック

テクニックを七つ紹介しているんですが、どのテクニックも、「相手の立場に考える」これに尽きるなと感じました。

正直、「なーんだ、当たり前じゃん」と思いましたが、改めて自分にできているか問いかけると当たり前がまだまだ当たり前じゃないことに気づきました笑

もしかしたら、当たり前のことが本当に当たり前にできているか自分に問いかけさせるという第8のテクニックが使われていたのかもしれないです。

「伝え方が9割」まとめ

「伝え方が9割」まとめ

現代社会はSNSなどを始めほとんどの個人が発信するようになりました。

そんな中で、正しいテクニックを使って発信することができれば、頭ひとつ抜けられますよね。

著者が仰っている通り、文章は鍛えられるものだと思うのでコツコツと文章力を磨いていきたいものです。

【合わせて読みたい】9割が流行ってるのか?

「伝え方が9割」という本は割と、著者の考えが多くの文面を占めています。

それに対して、『文章は型が9割』という本があります。

こちらは文章の型とその説明がひたすらたくさん紹介されていて、『文章の型ハンドブック』的な感じです。

これはめちゃくちゃ便利ですね。

Twitterでちょこっと発信したい時とかに適当に型に当てはめれば割とそれっぽい文章ができあがるので。

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