集中できる人ってどんな工夫をしてるんだろう
集中できなくて、全然作業が進まない。。。
このような悩みを持つ方に、僕は迷わずメンタリストDaiGoさんの「超集中力」という本を紹介します。
超集中力を読んで役に立ったこと
今回は「超集中力」を読んで僕が実際に役に立った内容を3つ紹介していきたいと思います。
一つひとつみていきます。
「焦らし効果」を使って、集中力を持続させる
「焦らし効果」とは、簡単に言えば、作業を途中で中断させると、再開したくなる。という効果です。一般には「ツァイガルニク効果」と言われているらしいですね。
これは当たり前のような心理ですけれども、仕事や勉強に応用すると、大きな効果を発揮します。
例えば、1時間後にアラームをかけて勉強をはじめたとします。
ある人は、1時間きっかりに勉強をストップしますが、ある人はアラームが鳴った後も、キリが良いところまで勉強を少し続けようとします。
さて、休憩後にもう1時間の勉強をするとして、どちらが勉強に移りやすいでしょうか。
焦らし効果を知っていれば、1時間きっかりに勉強をストップさせた方がその後の勉強を継続しやすいことが分かりますね。
これは、それぞれの立場に立って考えれば納得しやすいのではないでしょうか?
1時間きっかりに勉強をストップした人は、キリが悪くてムズムズしますよね。
一方、勉強をキリがよいところまで終えてしまった人は、もう一度勉強モードを作らないといけなくなります。
どうしても、「キリが悪い!」と言って勉強を継続してしまいがちですが、この「焦らし効果」を知っていれば、気持ちよく勉強を中断できますね。最初は慣れるのに大変かもしれませんが。
だらけることにポジティブな意味をもたせてくれる「モラル・ライセンシング」
「モラル・ライセンシング」とは、良いことをすると、逆に悪いことをしたくなるという心理学の用語です。
実は、このモラル・ライセンシングは逆も成り立ちます。
悪いことをすると、良いことをしたくなるんですね。
この気持ちは、凡人も、聖人も、極悪人も共通して持つ感情だと思います。
では、これをどうやって集中力に応用するか。
一つの応用例として、この本では余暇時間(捨て時間)を意識的に作ることをあげています。
ずーっと、仕事や勉強をしているよりも、しっかりとだらける時間を作った方が良いとということです。だらける時間は時間の浪費というよりかは、ある種の「投資」となるわけですね。
僕はこれを知って、だらけてる自分も正当化できて、精神的にすごく明るくなりました。
プライミング効果を知れば、学びたい欲が高まる
プライミング効果とは、事前に見聞きした事が、その後の判断や、健康状態までも左右するというものです。
判断や、行動に影響を及ぼすのは当たり前のことに思えますが、健康にも影響を与えるとは驚じゃないですか。
これを示す実験として、事前にモップがけなど、それぞれの掃除をする時の消費カロリーの一覧を渡されて掃除したグループと、何も知らされずに掃除をしたグループで、掃除後の健康状態を比較するというものがありました。
掃除後、何も知らされずに掃除したグループの健康状態がほとんど変化しなかったのに対して、消費カロリーを知っていたグループの健康状態は大きく向上したのです。
プライミング効果は学ぶことの大切さを教えてくれる一つの材料ではないでしょうか。
良い情報をしっかりと認識して行動するために、日ごろから読書をすることが大切ですね。
超集中力まとめ
いかがだったでしょうか。
「超集中力」ではこのように、集中するための心理的なテクニックがたくさん紹介されています。
目標を最短でクリアしたい方にお勧めです。